泉達也 W収入オーナーズテンプレート(W収入オーナーズクラブ) で稼げる?(前編)
こんにちは、omochiです。
今回紹介するのは W収入オーナーズテンプレート(W収入オーナーズクラブ) です。
前編:本案件の概要やセールス内容の問題点、泉達也氏が過去に手掛けた案件
の2回に分けてお送りします。
この案件は過去に検証した「オーナーズお任せテンプレートプロジェクト(クラファンオーナーズクラブ)」とほぼ同じ内容で、結論から言いますとおすすめできません。
「完全ノーリスク×稼げる保証付き」と謳う案件の実態についてお伝えしていきますので、最後までご覧いただければと思います。
引用元:W収入オーナーズテンプレート https://lightn.jp/izumiw/lp/lp1n/
特定商取引法に基づく表記
販売事業者名 | 株式会社NATURAL NINE |
所在地 | 愛知県名古屋市西区名駅2丁目9-14第15平松OFFICE3階 |
代表者または運営統括責任者 | 小川 和人 |
ホームページ | http://www.natural-nine.com/top/ |
メール | naturalnine2021@gmail.com |
TEL | 052-756-3031 |
株式会社NATURAL NINEの所在地は、過去に泉達也氏の案件を扱っていた「株式会社BANKER6」と同じ住所です。
また、運営統括責任者の小川和人という人物は、泉達也氏が2019年に出した「1億円ビジネスオーナー量産プロジェクト」の運営統括責任者でもありますので、両社に繋がりがあることは間違いありません。
W収入オーナーズテンプレート(W収入オーナーズクラブ) とは?
引用元:https://lightn.jp/izumiw/lp/lp2n/
W収入オーナーズテンプレート(W収入オーナーズクラブ) は、購入型クラウドファンディングを利用した物販ビジネスです。
クラウドファンディング物販などと呼ばれています。
購入型クラウドファンディングは、商品の開発などに必要な資金を募り、リターンとして開発した商品を提供する資金調達方法のことです。
クラウドファンディング物販は、日本未発売の商品を海外メーカーと独占契約を結び、クラウドファンディングで集めた資金で仕入れを行い販売する手法となります。
海外の展示会に参加し交渉したり、海外のクラウドファンディングをチェックし実行者にコンタクトを取ることで仕入れを行うのですが、泉達也氏や生徒が主に行っているのは 輸入転売や中国OEM/ODM商品の販売のようです。
W収入オーナーズテンプレート(W収入オーナーズクラブ)の特徴として
- 再現性が高い
- 小資金から始められる
- 確実堅実に特化している
- 社会貢献性も非常に高い
- 完全にノーリスク
- 稼げる保証も付いている
- 行う時間、場所も自由
- 完全在宅で実践できる
- パソコン1台あればできる
が挙げられており、コンシェルジュのマンツーマン指導により初心者でも
10万円~1億円以上の一撃収入と
10万円~100万円以上の継続収入を
得られるオーナー権利を確実に手に入れることができると紹介しています。
オーナー権利の受け取り方はコンシェルジュが答えを全て教えてくれるとしています。
引用元:W収入オーナーズテンプレート https://lightn.jp/izumiw/lp/lp1n/
無料オファーの時点ではビジネスの詳細や費用の説明がなく、ランディングページからメールアドレス登録と公式LINE@を登録すると、誘導先のセールスレターでも氏名や電話番号などの個人情報や別の公式LINE@登録を促され、複数回の動画視聴を経て、W収入オーナーズクラブの販売価格が217,800円~272,800円であることが判明します。
引用元:W収入オーナーズクラブ
泉達也氏が過去に手掛けた案件
冒頭でも触れましたが、今回の案件は2020年に出された「オーナーズお任せテンプレートプロジェクト(クラファンオーナーズクラブ)」、2019年に出された「1億円ビジネスオーナー量産プロジェクト」とほぼ同じ内容で、いずれも評判が良くありません。
1億円ビジネスオーナー量産プロジェクトは、matomaで集団訴訟の準備が進められています。
坂本まりさんが動画内で実践していた内容と、実際にやる内容とは、全く別でした。
坂本さんは、スマホで「宝箱」内の商品を選ぶだけの作業で、「後はコンシェルジュが行います」というものでした。
そこまでは確かに同じなのですが、参加者はまず、
①その作業を経て、クラウドファンディングに出している海外の製作会社との、独占契約を結ぶ。
②契約が成立した時点で、その商品の動画や広告文を日本語に直して、「マクアケ」等の、日本のクラウドファンディングに掲載する。(約1ヵ月〜2ヵ月かかる)
泉達也の1億円オーナーズクラブに入会し、実践しましたが、全く稼げませんでした。
動画ではあたかも簡単な作業で海外メーカーと独占契約が出来るみたいな言い方してますが、独占契約は1000件メーカーに連絡しても1件も出来ませんでした。
泉達也のオーナーズクラブに入会して、上手く稼げる人はほんのひと握りでほとんどの人が、高い入会金を払ったのに稼げない人が大半かと思います。
「返金保証」も何かと理由つけられ、返金されません。簡単に稼げる、1億円のオーナーになれる、という甘い言に騙されないで下さい。
かれこれ,期間中,1,000件を超え,いわゆる「コンシェルジェ」に独占契約依頼をしました。
エントリー費用25万円,に加えHP作成費用,維持費等々。全く稼げません。
で,許せないのは,また,今月に入ってから「詐欺師・坂本」と組んで,「クラウドファンディング」の募集をしています。
絶対に参加しないでください。
聞いていない代行手数料とかで、次々に色々請求される。
利益はほとんど食い潰される‼️
引用元:【集団訴訟に向けて】泉の「1億円ビジネスオーナー量産プロジェクト」について | 集団訴訟プラットフォームMatoMa
高額コースの存在
2020年に出されたオーナーズお任せテンプレートプロジェクト(クラファンオーナーズクラブ)は、参加費用が198,000円~264,000円の設定でしたが、更なる高額コースが用意されていたようです。
プラチナコンサル参加費用(人数限定、サポート1年)448,000円~998,000円
独占商品は“有料のプレゼント”で、1つあたり20万円~30万円します。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=_5iZbREkatw
絶対止めるべし!75万円払って1万円しか稼げなかった!
引用元:【集団訴訟に向けて】泉の「1億円ビジネスオーナー量産プロジェクト」について | 集団訴訟プラットフォームMatoMa
この口コミにある75万円が高額コースのことだとすると、独占商品などと言っても利益を出せない商品だったのでしょうね。
W収入オーナーズクラブにも高額コースが設定されている可能性があります。
W収入オーナーズテンプレート(W収入オーナーズクラブ) セールス内容の問題点
引用元:W収入オーナーズテンプレート https://lightn.jp/izumiw/lp/lp3n/
ランディングページには「知識や経験不要」「1万円程度の小資金でOK」「確実に稼げる」と都合の良いことばかり書かれていますが、次のようなデメリットも存在します。
独占販売権の取得は簡単なことではない
セールスレターではクラウドファンディング物販が「今が先行者利益状態でこれから成長期に入る市場」だと言っていますが、実際には参入者が多く、魅力的な商品は競争率が高いため独占販売権を取得するのは困難だという意見も聞かれます。
泉達也氏は「簡単に独占販売権を取得できる」とアピールしていますが、経験や資本力のない個人が取得できる保証はありません。
別途かかる費用の説明がない
独占販売権を取得後、プロジェクトの登録から終了・支援者へのお礼(リターン)までのあいだ、次のような費用がかかります。
- 外注費(プロジェクトページ制作費、通訳など)
- 広告費(事前集客に必要)
- PSEや技適、食品衛生法などの認証取得にかかる費用
- クラウドファンディング手数料(10%~20%程度)
- 送料、輸送費
- 消費税
- 関税、輸入消費税、税関手数料
- 代行手数料(中国輸入など代行業者が必要な場合)
MatoMaの口コミを見ると、1億円ビジネスオーナー量産プロジェクトの参加費用30万円とは別にかかる費用について、参加申し込みの前段階で説明がなかったようです。
今回の案件も「小資金から始められる」とアピールするだけで、別途費用についての説明がありません。
全額返金保証は期待できない
返金条件に
泉を始めとする本サービス及び関連サイトで提供したノウハウ通り、他会員と同様に情熱をもって素直に真摯に本クラブビジネスを180日間実践したにも関わらず、一切売上が上がらなかった場合。
と記載されていますが、「他会員と同様に情熱をもって素直に真摯に」をどのように判断するのか運営側のさじ加減次第で、「売上が上がらないのはノウハウどおり実践してないからだ」と言いくるめられ返金に応じてくれないかもしれません。
MatoMaにも返金に応じてもらえなかったという口コミが寄せられています。
リスクの説明がない
完全にノーリスクで確実堅実に特化していると謳っていますが、決してそのようなことはありません。
プロジェクトの募集方法は2種類あります。
All or Nothing方式 All in方式 |
プロジェクトに失敗した場合、All or Nothing方式はプロジェクト開始までの費用が無駄になってしまいますが、リターンを実施する義務もないので損失が最小限で済みます。
しかしAll in方式の場合は、支援者が1名でもリターンを実施する義務が発生し、最低発注数が決められている商品の場合はリターン費用も加わり、採算割れのリスクがあります。
プロジェクトが成功した場合でも、生産段階でのトラブルや商品の品質不良、支援者への商品発送の大幅な遅延による交換・返金対応で想定外のコストがかかるリスクもあります。
そして、成功したプロジェクトは、リターン商品の仕入れよりも早く類似品や並行輸入品が続々とamazonに出品され安価に販売されてしまうケースが多く、支援者からの価格や発送遅延に関するクレームが発生するうえ、その後の一般販売で全く売れないというリスクもあるのです。
セールス内容に偽りあり…実績は?
「クラウドファンディングは欠点が1つもない完全無欠の手法」と主張していますが、欠点は当然ありますし、知識もなく簡単に稼げるものでもありません。
セールス内容は商材を売りたいがために都合の悪いことは一切書いていないので、「権利収入」「不労所得」という言葉に惑わされ、利益商品を見つけさえすれば何もしなくても勝手にお金が入ると勘違いしてしまう人も出てきそうです。
引用元:W収入オーナーズテンプレート https://lightn.jp/izumiw/lp/lp3n/
それでは実績として掲載している画像はどうなの?
と疑問に感じた方もいらっしゃるかと思います。
後編では泉達也氏や生徒の実績についてお伝えします。