BLT(Business Like Time) のスマホ副業は本当に稼げるの?
こんにちは、omochiです。
今回検証するのは BLT(Business Like Time) です。
ランキング調査で3部門1位を獲得したというこの案件は、20歳以上であれば参加可能、スマホの簡単作業で稼ぐことができると宣伝していますが、結論からいいますとおすすめできません。
ここからはBLT(Business Like Time)の検証内容をお伝えしていきます。

BLT(Business Like Time)
BLT(Business Like Time) とは?
スマホで1日10分以上の作業を行う副業です。
ぽちっと1万円~500万円稼ぐことができるということから、簡単作業なのだと思われます。
参加資格は
- 年齢が20歳以上
- スマホを持っていること
- 1日10分以上の作業が可能
となっており、参加登録すると最大10万円分の特典が付くと記載されています。

ランキング3部門1位獲得
ランキング調査で
- 簡単に稼げる副業
- 信頼できる実績
- 手厚いサポート
それぞれの部門で1位を獲得したとあり、先輩会員からの喜びのメッセージも紹介しています。

先輩会員からの喜びのメッセージ
しかしランディングページにはビジネスモデルや実績がわかるような情報が記載されていません。
また、ランキング調査についても調査元が不明で本当に得られた評価なのか裏付けが取れません。
登録後の流れ
ランディングページのQRコードを読み取り【公式】BLTというLINEアカウントを登録すると、メッセージで有料案件であることが判明し、セールスページへ誘導されます。

BLT販売内容

返金制度
引用元:BLT(Business Like Time) セールスページ
セールスページには「専用ツール」「BLT入門書」「手厚いサポート」をセットで通常価格22,000円(税込)のところ限定3,000円で販売、1ヵ月間全く稼ぐことができなかった場合3,000円を全額返金すると記載されています。
返金制度導入を決めた理由に
- 数々のNET副業ランキング1位の栄冠
- 老若男女問わず、さまざまな会員の確かな実績を誇る
をあげ、ビックリするほど簡単なビジネスだと主張していますが、セールスの段階になっても具体的な作業内容や実績、ランキング調査の調査元について一切明かしていません。
特定商取引法に基づく表記
特定商取引法(特商法)とは、消費者トラブルが生じやすい特定の取引を対象に、事業者が守るべきルールとクーリング・オフ等の消費者の利益を守るルールを定めた法律です。
有料の商材やサービスを販売するにあたり、販売者は主に
- 事業者の氏名(名称)、住所、電話番号
- 販売価格、送料、その他かかる費用
- 代金の支払い方法
- 支払い時期、商品の引渡時期
- 返品・返金などに関する規定
- 表現、及び商品に関する注意書き
- 個人情報の取り扱い
などの項目を記載する必要があります。
会社名や住所などを調べることで、実体の有無、過去の実績や口コミ・評判が分かります。
また、怪しい情報商材はランディングページと特商法とで記載内容が矛盾しているケースが多く見られますが、特商法の記載内容が優先されますので、ランディングページの「〇〇万円稼げる」「返金保証あり」といった謳い文句を鵜呑みにしないよう注意が必要です。
特商法がしっかり記載されているからといって稼げる保証があるわけではありませんが、記載の有無が信頼性を判断する材料となりますので確認することを強くおすすめします。
BLT(Business Like Time) の特定商取引法に基づく表記は?
販売事業者 | LIONEL CHUCK LIMITED |
代表取締役 | HO CHUNG YI |
所在地 | RM1626,SUN MAN HOUSE,OI MAN ESTATE,HO MAN TIN,KOWLOON,HK |
BLT運営事務局 | |
info@bltsystemservice2021.com | |
電話番号 | 03-5962-0035 |
BLT(Business Like Time) の怪しい点
冒頭でお伝えしたとおりBLT(Business Like Time)はおすすめできない案件であります。
その理由となる怪しい点をあげていきます。
実態不明の怪しい業者
販売業者の所在地が香港なのにもかかわらず電話番号が東京となっています。
恐らく事業者名や運営責任者、所在地は架空のもので、実際の拠点は日本で日本人が運営していると思われます。
このような国内の電話番号を使用していながら海外を拠点とする業者は、トラブルの際に雲隠れするつもりで会社情報を偽っていると考えられますので、ランディングページに魅力的な内容も偽りの可能性が高いです。
ちなみに、ランディングページに掲載している先輩会員のメッセージは、過去に検証したPUSH UP(プッシュアップ)と酷似しており、アイコンにいたっては4人分全て同じものが使われています。
(わかりやすいようにアイコンごとに色分けして囲いました)

会員とのメッセージ 左:BLT 右:PUSH UP(プッシュアップ)

会員とのメッセージ 左:BLT 右:PUSH UP(プッシュアップ)
引用元:[左]BLT [右]PUSH UP(プッシュアップ)
セールス内容も「1万円~500万円稼げる」「スマホでポチポチ」「1日10分以上の時間を取れれば参加可能」など共通点も多く、同じ業者が関わっているかもしれません。
高額バックエンドが控えている可能性
セールス段階になってもビジネスモデルを明かさず有料商材を販売する案件は、ビジネス参加後に高額プランを勧めてくる可能性が高いです。
最近検証した案件を例にあげると、HANDS(ハンズ)はビジネスモデルを明かさないまま5,980円で「HANDSスタートガイド」を販売していましたが、販売していたPDFを確認するとアカウントの作成方法や高額プランの料金表など販売価格に見合っていないペラペラな内容で、案内された高額プランもビジネスモデルから考えても非常に高額な価格設定でした。
オファー内容や募集の流れが非常に酷似していることからBLT(Business Like Time)も高額バックエンドが控えている可能性があります。
BLT(Business Like Time) の口コミや評判
過去の類似案件と同様におすすめしているサイトが数多く存在しますが、それらはすべてステマサイトです。
ランディングページの内容以上の情報を掲載せず、ビジネスの詳細や実績を紹介することなくBLT(Business Like Time)公式へ誘導するアフィリエイトリンクを貼っているという共通点があり、実際には商材を利用していない人物がアフィリエイト報酬目的で作成したものなので真に受けないでください。
本当に実践して稼ぐことができたという口コミや評判は見つかりませんでした。
まとめ
- 具体的なビジネスモデルや実績を明かさず商材を購入させようとしている
- 高額バックエンドが控えている可能性がある
- 海外拠点にもかかわらず日本の電話番号を使用しており会社情報を偽っている可能性がある
- ステマサイトを量産し評価を偽装している
もしかしたら、最近よく見られる「日本の電話番号を使用する海外拠点の業者」の「多数のステマサイトが存在する」案件はすべて同じ業者なのかもしれません。
これら類似案件で稼ぐことができたという評判はいまだに聞かれません。
まともなノウハウやサポートは提供されないと考えられますので、BLT(Business Like Time)はおすすめしません。