Apple(アップル) ファーストブックは稼げるの?

こんにちは、omochiです。

今回検証するのは Apple(アップル)です。

副業初心者や未経験でも好きな時間に自宅で稼ぐことができて、すでに多くの実績と評価を得ているとあります。

実際のところどうなのでしょうか。

Apple(アップル)

Apple(アップル)

引用元:Apple(アップル)

 

Apple(アップル) とは?

Apple(アップル)https://neo-advance.com/page/02

Apple(アップル)https://neo-advance.com/page/02

引用元:Apple(アップル)https://neo-advance.com/page/02

 

現実的に稼げる本物のノウハウが収められたアップルツールというものを使ったスマホ副業とのことです。

2種類あるランディングページの内容をまとめると次のとおりとなっています。

  • 初心者・未経験でも月収500万円を目指せる在宅副業
  • 家族や会社に知られることなく好きな時間に実践可能
  • 充実した無料サポート
  • 収益化までのノウハウを専門スタッフが伝授
  • 完全無料でスタート
  • 今だけのスペシャル特典 現金最大10万円現金振込

 

しかし、作業内容や稼ぐ仕組みなど、参加を検討するために必要な情報がランディングページには一切記載されていません。

3冠達成(当社調べ)

3冠達成(当社調べ)

引用元:Apple(アップル)

 

また、すでに始めている人から多くの評価を得ているとして、副業大賞や顧客満足度大賞、ユーザー口コミランキングの3冠を達成したことを挙げていますが、これらがどこの主催なのかも明らかにしていません。

 

特定商取引法に基づく表記

特定商取引法(特商法)とは、消費者トラブルが生じやすい特定の取引を対象に、事業者が守るべきルールとクーリング・オフ等の消費者の利益を守るルールを定めた法律です。

有料の商材やサービスを販売するにあたり、販売者は主に

  • 事業者の氏名(名称)、住所、電話番号
  • 販売価格、送料、その他かかる費用
  • 代金の支払い方法
  • 支払い時期、商品の引渡時期
  • 返品・返金などに関する規定
  • 表現、及び商品に関する注意書き
  • 個人情報の取り扱い

などの項目を記載する必要があります。

会社名や住所などを調べることで、実体の有無、過去の実績や口コミ・評判が分かります。

また、怪しい情報商材はランディングページと特商法とで記載内容が矛盾しているケースが多く見られますが、特商法の記載内容が優先されますので、ランディングページの「〇〇万円稼げる」「返金保証あり」といった謳い文句を鵜呑みにしないよう注意が必要です。

特商法がしっかり記載されているからといって稼げる保証があるわけではありませんが、記載の有無が信頼性を判断する材料となりますので確認することを強くおすすめします。

 

Apple(アップル)の特定商取引法に基づく表記は?

販売社名 Innovation Blue Investment Limited
[イノベーション ブルー インベストメント リミテッド]
運営責任者 Wang Zhiwei
所在地 Unit B,19/F.,Queen’s Centre,58-64 Queen’s Road East,Wan Chai,Hong Kong
電話番号 03-6709-1062
退会方法 info@neo-advance.com
退会希望の際はこちらにご連絡下さい

 

販売会社のInnovation Blue Investment Limitedは2020年10月に設立された香港の会社のようですが、経営実態のわかる情報は出てきませんでした。

また、電話番号が東京となっているのに国内拠点の住所について記載がないので、注意が必要な案件のように思います。

 

Apple(アップル) の問題点

Apple(アップル) 公式LINEの登録後、参加申し込みページに誘導されますが、ランディングページは「月収500万円を目指す」だったのに、申し込みページになると、なぜか目標額が「月収300万円」に下がっていました。

Apple(アップル)参加申し込みページ

Apple(アップル)参加申し込みページ

引用元:Apple(アップル)参加申し込みページ

 

目標額はともかくとして、参加申し込みページまでのセールス内容に問題点が見られましたので挙げていきます。

 

ビジネスモデルや実績を示していない

参加申し込みに個人情報の入力を求める段階になっても、作業内容や稼ぐ仕組み、月収500万(あるいは300万)を目標にできる根拠や実績が一切示されていません。

 

高額バックエンドが控えている可能性が高い

「完全無料でスタート」というオファーだったはずなのに、実際にはファーストブック(FIRSTBOOK)を購入する必要があるビジネスでした。

ファーストブック(FIRSTBOOK)5,000円で提供

ファーストブック(FIRSTBOOK)5,000円で提供

引用元:Apple(アップル)参加申し込みページ

 

ファーストブック(FIRSTBOOK)という名前と5,000円という金額から、内容はビジネスの導入部分のみの収録で、実際に稼ぐためには実践マニュアルやツール購入、有料プランなど、何かしらの名目で費用が発生すると思われます。

ファーストブック(FIRSTBOOK)の購入特典として、もれなく全員に現金最大10万円用意されていることから、高額費用を請求される可能性が高いです。

 

返金保証制度は期待できない

ファーストブック(FIRSTBOOK)は返金保証制度として、ビジネス開始後1ヶ月間取り組んで1円の報酬も得られなかった場合、ファーストブック代金5,000円を全額返金するとあるのですが、個人情報を入力するページの「利用規約」には

利用規約

利用規約

第6条(返品・返金)
当該商品受信後の返品及び返金はお受けできません。

と矛盾した記載がありました。

利用規約を盾に返金を拒否する可能性や、少額の報酬を振り込んで返金条件の対象外となる可能性がありますが、返金対応をしてもらえてもビジネス開始時点で高額バックエンド商材を購入している場合、返金されるのはあくまでもファーストブック5,000円のみなので、返金保証制度には期待できません。

 

Apple(アップル) の口コミや評判

ネットで調べたところ、注意喚起を促す検証サイトのほうが多く見られましたが、絶賛しているサイトもいくつか見られました。

ただし、絶賛しているサイトはApple(アップル)公式サイトへの誘導があることから、アフィリエイト報酬目的である可能性が高いです。

なお、「すでに始めている人から多くの評価を得ている」という内容を裏付けるような実践者の口コミや評判は見つかりませんでした。

 

まとめ

  • ランディングページにビジネスモデルや信憑性のある実績を示していない
  • 販売会社の経営実態が不明で、特商法の会社情報に不審な点がある
  • 「完全無料でスタート」のオファーが実際には有料商材への誘導だった
  • 高額バックエンドが控えている可能性が高い
  • 返金保証制度は期待できない

ビジネスの詳細もわからない状態で個人情報を求めたり、オファー内容に矛盾があったりと不審点が多く見られ、関わらないほうがいい案件だと思いました。

したがって、わたしはこの「Apple(アップル)」をおすすめしません。

 

 

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