ENCOUNTER(エンカウンター) 林田大地ってどうなの?
こんにちは、omochiです。
今回紹介するのはENCOUNTER(エンカウンター)です。
スマホで手軽に3万円が手に入るということなので本当のところどうなのか検証してみました。
特定商取引法に基づく表記
販売会社 | キロネックス合同会社 |
販売責任者 | 林田 大地 |
メールアドレス | info@encounter01.biz |
所在地 | 大阪市浪速区下寺2-1-1 エスレジデンス学園坂1201 |
※電話番号 記載なし
ENCOUNTER(エンカウンター)とは?
キャッチコピーは
毎日3万円が手に入る!
資産形成のプロセスのすべてをAIとテクノロジーの力で完全に再現しました。
この春、世界に先駆け、ENCOUNTERがリニューアルデビュー!
作業内容
STEP1 スマホやPCに通知が届く
STEP2 点滅しているボタンを押す
STEP3 手軽に3万円が手に入る
特徴
- スマホで手軽にできる
- 3年連続顧客満足度第一位
- 無料モニター募集
- ビジネスモデルはFX
特商法の記載に問題あり
まず、電話番号の記載がありません。
投資においてトラブル時に連絡が取れないのは資金を大きく減らしてしまうリスクがあります。
次に、「必ずしも利益や効果を保証したものではない」という記載があるのでランディングページで謳うような利益が得られない可能性があります。
そして、「個人情報を第三者に提供する」という記載により後々別の業者から怪しい商材のセールスがくるかもしれません。
所在地も家賃10万円ほどの賃貸マンションと毎日3万円稼ぐ投資システムを開発した一流ファンドマネージャーのオフィスとは思えない場所にあります。
林田大地氏について
動画のプロフィールによると
- 5歳で渡米、イギリスのマンチェスターのストーニーハースト高校に入学
- 4年間寮制高校で勉学に励み、ケンブリッジ大学入学
- 大学卒業後、イギリスの某有名運用会社に入社
- 敏腕ファンドマネージャーの右腕として機関投資家を務める
- 38歳で退社後、投資システムの制作に打ち込む
- 3年の歳月をかけ、2019年、ENCOUNTERを完成させる
とのことです。
このような経歴と資産をお持ちなのになぜか評価や口コミが見つかりませんでした。
ちなみに、振込元として表示されている「VIRTUE TECHNOLOGY GROUP LIMITED」はVirtueForexの親会社で危険な業者という評判があります。
- 金融ライセンス未所持の完全無登録業者
- 運営会社の実態がつかめない
- 所在地がパナマとイギリスにもかかわらずアクセスのほとんどが日本から
このことから日本人をターゲットにした架空の会社の可能性があります。
関東財務局からも警告が出ています。
引用元:無登録で金融商品取引業等を行う者について(Virtue Technology Inc.)|関東財務局
実績の年数に矛盾
「3年連続顧客満足度第一位」であることを実績としてアピールしていますが、どのランキングかを明かしていません。
しかも
- ENCOUNTER(エンカウンター)の完成が2019年(オファーの1年前)
- キロネックス合同会社の設立が2019年12月(オファーの3か月前)
なので矛盾が生じています。
友達登録すると
実際に登録した人からの情報によると、ENCOUNTER(エンカウンター)はダウンロードに誘導されるものの、アプリのダウンロードではなく「サイトのリンクをホーム画面に追加」するだけのようです。
サイトのURLに「demo」の文字があることから手に入るのはデモツールで、LONG(買い)、SHORT(売り)のボタンが光るタイミングでタップしエントリー金額を選択すると残高表示が増えるという流れをデモで体験することになります。
デモだからなのか実際の相場と連動していないようです。
まとめ
- 特商法に電話番号の記載がなく利益の保証をしないと明記
- ENCOUNTER(エンカウンター)の完成時期、会社の設立時期がランディングページの「3年連続顧客満足度第一位」と矛盾している
- ENCOUNTER(エンカウンター)と林田大地氏の評判や口コミが見当たらない
このことから、林田大地氏は架空の人物でキロネックス合同会社は実態のない会社の可能性があります。
クレームが殺到したらすぐにでも雲隠れするつもりかもしれません。
そして、
- 特商法に個人情報を第三者に提供すると明記している
- 配布されたのはデモツール
- VIRTUE TECHNOLOGY GROUP LIMITEDの口座を利用している
このことから、このオファーの目的がリスト収集や高額ツールというバックエンドの販売、あるいはアフィリエイト報酬目当てのVirtueForex口座開設の勧誘の可能性があります。
したがって、わたしはこの「ENCOUNTER(エンカウンター)」をおすすめしません。